ひかりTVのサイトで視聴できる、ベン・ウイショー主演 『The Hour 裏切りのニュース』BBCのニュース番組制作チームのお話なので、もちろん制作はBBC。
【season 1】
1956年。BBCの新しいニュース番組の制作に携わることになったフレディ(ベン・ウィショー)。
女性プロデューサーのベル(ロモーラ・ガウイ)とは、同僚であり、親友でもあるという関係です。
ニュースキャスターのヘクター(ドミニク・ウエスト)は、いかにも"ニュース番組のアンカー"といった顔のハンサムな男性ですが、テレビカメラを前にする慣れない仕事のために失敗が続き、『The Hour』の評価は低く、番組制作は難航します。
ある時、フレディは戦時中に疎開していた先のエルムス卿の娘ルースから、大学教授ピーター・ダレルの不審死の調査を頼まれて、新聞に掲載されたクロスワードパズルにその死の手がかりがあることを発見するのでした。
そんな時、ヘクターから週末の狩猟パーティに招待されたフレディとベルたちは、情報収集をかねて参加するしますが、このパーティをきっかけにベルとヘクターは不倫の関係へと発展し、ひょんなことからその事実を知ってしまったフレディは、大きなショックを受けてしまいます。
一方、MI6は『The Hour』とフレディの動向に監視の目を向けていて、フレディたちの番組制作にも口を挟んでくるのでした。
そして、スエズ危機の緊張が高まり、エジプトへの空爆が開始されます。
政府の指導に反対するかたちの番組の放送準備を整えるフレディは、ゲストスピーカーとしてエルムス卿を呼び、時間ギリギリまで現れない彼を待つことに賭けて、彼自身がインタビュアーとして真相を聞き出すことに成功します。
大役を終えたフレディは、BBCの関係者にソ連のスパイが潜んでいることを突き止め、番組を去ることになってしまいます。
【season 2】
1年後の1957年、秋。
フレディが去ったのち、ベルはヘクターとの関係をスッパリ断ち切って、番組制作を支えることに苦労していました。そんな中、新しい上司が着任して番組は再開が発表され、フレディが再雇用されたことが皆に知らされます。
1年ぶりに皆の前に姿を現したフレディ。
アメリカやヨーロッパで仕事をしてきた彼は少々雰囲気も変わり、しかもフランス人のカミーユと電撃結婚していたのでした。
親友がなんの連絡もなくすでに結婚していたことに、ベルは激しく動揺します。
そして、ベルと別れたあとも他の女性たちと浮気を繰り返していたヘクターは、ソーホーのナイトクラブで騒動に巻き込まれて困難な事態に陥り、フレディとベルは彼を助けようと奔走することに。
また、ヘクターの妻はITVで料理番組をまかされ、ヘクターはその繋がりから、ITVのニュース番組のキャスターにならないかと誘われるのでした。
条件のいいITVの仕事を受けるヘクターでしたが、ナイトクラブでの不祥事がニュース記事になり、大きなスキャンダルへと発展してしまいます。
その一方で、ソーホーの犯罪を捜査していたフレディは犯罪組織と警察の汚職を発見し、痛めつけられながらも正義を追求し貫きます。
そして、カミーユはフレディのもとを去り、フレディとベルは親友以上であるお互いの気持ちに素直になるのでした。
✿何といっても、フレディ(ベン・ウィショー)がとっても可愛い!!!✿
特に、第1シーズンでヘクターに招かれた田舎の屋敷でベルの隣に寝そべったり、歯磨き粉をフレディに借りに行ったベルが、全く平気でフレディの入浴中のバスルームに堂々と入っていくシーン。ベン・ウイショーの薄っぺらいボディが、遠慮なくさらされています。
実際のベン・ウイショーはゲイの方だそうですが、そんなことはどうでもいい感じです♡
こちらは、プロデューサーのベル役、ローラ・ガモイ。
クール・ビューティな感じではなく、温かみのある人柄が感じられる女優さんで、ベンの相手にピッタリかも。
ニュースキャスターのヘクター役の、ドミニク・ウエスト。
イギリス人には珍しく、アグレッシブな雰囲気の方。
最近では、映画『パレードへようこそ』でゲイのジョナサン(アンドリュー・スコットが演じる"ゲシンの恋人)として、素晴らしいダンシングを披露してくれています。
5月13日にDVD-BOXセットが発売です。
✿おまけ✿
『クラウド・アトラス』のスクリーニング。
ヒュー・グランド、ジェームズ・ダーシーとベンです♪